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INTERVIEW
vol.1. (株)元気屋
vol.2. (株)アサイ
vol.3. (有)大樹販売
vol.4. (株)目久美
vol.5. 森永カウベル
TOWN GUIDE
vol.1. 福岡県北九州市
vol.2. 京都府京都市
vol.3. 新潟県湯沢町・六日町
vol.4. 鳥取県米子市・倉吉市・境港市
vol.5. 徳島県徳島市・鳴門市
(株)目久美 代表取締役 野上一成さん
INTERVIEW TOWN GUIDE

牛乳屋さんのアイスクリーム「ミルキーウェイ」
小さなかわいいおうち
米子方面から山陰道沿いを車で走り倉吉に近づくと、右手に「牛乳屋さんがアイスクリームをはじめました。」という青い看板がひときわ目を惹きます。この看板のお店、ブランコのある「小さなかわいいおうち」という外観で、中に入ってもまず目にするのが10種類あるアイスクリームの書かれたボード。来店するお客さんもアイスクリームを目当ての方も多く、本取材中にも親子連れで訪れる方もしばしば。でも実はこのお店、本社を米子に置く、牛乳販売店なのです。
青い看板
ブルーベリーチーズ味
でも「なぜアイスクリーム屋さん?」という疑問にお答えいただいたのは社長の野上一成さん。「この地域は近隣に地元牛乳メーカーの販売店もあり、今までと違う牛乳を、というのがなかなか難しい地域なのです。そこでまず、この場所で牛乳屋さんがあることを地域の皆さまに知っていただくこと、そのために何かいいアイデアはないかと考えていたところ、妻がアイスクリーム屋のアイデアを考えてくれたのです。」価格はシングルで150円とお手ごろですが、味は本格的なジェラード顔負けです。ちなみに奥様のお勧めはブルーベリーチーズ味、お近くに来られたときは是非食べに寄っていただきたいとのこと。
アイスクリームを求めにくるお客さまで宅配に結びつくことは現時点ではまだそう多くはないそうですが、「アイスクリーム屋さんのあるお店」として近隣では親しまれているそうです。
また本業の牛乳についても、顔の見える牛乳屋さんとして配達車にかわいらしいマスコットをペイントしていて、そちらの方も親しまれており、それだけにこれからもそうしたお客様の期待にお応えするよう、地道に伸ばしていきたいと考えているそうです。


双方向のコミュニケーションツール「目久美だより」
目久美だより
さらに牛乳販売店「目久美」を知っていただくために、8年ほど前から「目久美だより」としてA3の大きさの情報ツールを発行しています。この「目久美だより」、当初はワープロで作成していたそうですが、いまでは手書きで奥様が描かれたイラストを入れ手作り新聞の形で毎月、集金の際にお客さまに配られているそうです。「こちらから一方的に何かを伝える、というものではなく、お客様の疑問やどんな風に牛乳を日々飲んでいらっしゃるか、また牛乳とは関係のないことでもいろいろなことを書いていただいています。そうしていただいたお客様の声に、こちらもお応えするひと言を添えることでより親近感を持っていただきたいですね」
「目久美だより」の一コーナーとして「ミルキーウェイコーナー」も掲載しています。ミルキーウェイのアイスクリームで新メニューの追加があったときやお客さまの声などを紹介、さらに、うれしいことにアイスクリーム50円割引券が3枚もついています。 また牛乳を使ったレシピなども紹介されていて、「あまり牛乳がお好きでない方たちにも、気軽に牛乳に親しんでいただけるよういろいろな工夫をこれからも考えていきたい」とはりきっています。


割り箸のリサイクルでお客さまにも呼びかけ
地元の皆様に支えられている牛乳販売店として、野上社長は、普段から何か社会に貢献できることはないかと考えているそうです。そんな時に近隣の製紙工場が「全国で初めて使用済みの割り箸から紙をリサイクルする」というお話を耳にし、「宅配」しているお客様に呼びかけ、飲み終わった牛乳瓶を回収するときに使い終わった割り箸もいれていただくようにお願いしたとのことです。いまでは月に15kg、中ぐらいの段ボール箱にすると5,6個分は集まるようになりました。お客様が快く協力していただけたことにお応えするため、「目久美だより」などで、今まで何膳の割り箸を回収し、それがA4の紙にすると何枚分になりました、と報告しています。ちなみに割り箸3膳でA4の紙1枚分になるそうです。


牛乳屋さんならではのオリジナルバスツアー
配達車
顔の見える牛乳屋さん
野上社長は小学生の頃からバスケットボールを長く趣味にしていて、現在も社会人サークルに所属し、週に1回程度、バスケットボールを楽しんでいるそうです。そのサークルのメンバーに偶然、旅行会社の方がいて、お互いのことを知っていくうちに、牛乳屋さんならではのバスツアーを企画してみよう、というアイデアが芽生えたそうです。牛乳屋さんならではのツアーとは・・・「岡山日帰りバスツアー」です。岡山県総社市にある安富牧場を訪れ、牛の乳搾りなど牛乳の原点に触れ、その後、大粒のイチゴとして知られる「あきひめ」のイチゴ狩りをするというツアーです。もちろん、イチゴ狩りの時は牛乳をお配りして、イチゴミルクを楽しんでいただくことも忘れていません。
「ミルキーウェイ」「配達車」「目久美だより」「リサイクル」「バスツアー」、いろいろなことにトライされている野上社長ですが、これら全てに共通しているのは、全て「顔の見える牛乳屋さん」を目指すところから始まっています。「牛乳販売店はなかなか顔の見えない仕事で、お客さまによってはどこの販売店か、店舗をご存じない方もいらっしゃいます。そのためにも今後も地元の方に親しんでいただけるような販売店を目指し、いろいろなことに取り組んでいきたい」と今後もどんな新しいことにチャレンジするか、本当に楽しみな株式会社目久美です。


目久美のおすすめスポット
野上社長にミルキーウェイのある倉吉、目久美本社のある米子、そして映画「鬼太郎」でも話題の境港のおすすめスポットを教えていただきました。
「倉吉は駅を挟んで北には新市街、南には旧市街がありますが、観光には歴史ある旧市街がおすすめです。また、JR境線ではお子さんに大人気の名物列車(画像)がおすすめです。」

倉吉、境港そして米子のスポットについては、TOWN GUIDEをご覧ください。
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