★ カルシウム ★

人体の構成元素には、有機質の炭素、水素、酸素、窒素に次いで、無機質のカルシウムがあり、人体の1.5~2.0%を占め、体重60kgの人で約1kgになります。
人体のカルシウムの約99%は、リン酸塩や炭酸塩として骨や歯に含まれ、残りの約1%は筋肉や神経・血液などに含まれていて、生体及び細胞の機能に不可欠なミネラルです。
その働きについては、不足すると骨粗しょう症になる程度の認識の方が多く、日本人の場合、国民栄養調査の数値は、不足状態が現状でも続いている唯一の栄養素で、その所要量は、世界各国の中でも少ない方といわれています。

人体の骨は、カルシウムだけではなく、たんぱく質、リン、マグネシウムなどで構成され、特に骨中のカルシウムは、人体を支える強靭性を骨に与えるうえで重要な働きをしています。また、脳や内臓などを衝撃から守る役割や前述したカルシウムの貯蔵庫という役割もあり、それぞれが体にとって重要な働きをしています。
この骨は、20歳を過ぎても生きている間は、毎日、少しづつ破骨細胞によって壊され、骨芽細胞によって新しく作り変えられています。事実、骨折しても骨がくっついて元に戻ることからも分かります。
カルシウムを食品から充分摂る、日光に適度にあたる、そして適度な運動をしてカルシウムの吸収率を上げ、十分な睡眠をとることで、成長期だけでなく、大人になっても強固な骨を維持することができます。

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