成分無調整牛乳と他の牛乳の違いは?
 種類別「牛乳」とは、乳牛から搾乳した生乳を100%使用したものです。生乳の栄養成分は、乳牛の品種、個体、季節、給餌、泌乳期などにより変わります。このため、種類別「牛乳」の中に、生乳の乳脂肪分量を一定に調整したものと、生乳を搾乳したままの成分内容で使用した「成分無調整牛乳(季節などにより栄養成分が変動する。)」とがありますが、最近では、ほとんどの種類別「牛乳」が「成分無調整牛乳」となっています。
 一方、従来「加工乳」や「乳飲料」の中にも、商品名に「○○牛乳」と表示されたものがあり、消費者には違いが分かりづらいとの指摘がありました。
 平成13年7月に、生乳の使用量などが消費者に分かるよう、「飲用乳の公正競争規約」が改正されました。牛乳類の商品については、容器の一一括表示欄に「年乳使用割合の表示」が義務化され、商品名に牛乳の名称が使用できるのは、生乳100%使用の種類別「牛乳」だけとなりました。
 なお、生乳100%使用商品には、種類別「部分脱脂乳」や「脱脂乳」もあり、これらの種類別名称について、厚生労働省が食品衛生法に基づく「乳等省令」の改正を検討しています。