乳牛に使用した抗生物質は牛乳にも残るの?
 成牛の飼料への抗生物質の添加は「飼料の安全性の確保および品質の改善に関する法律」で禁止されています。
 ただし生後6ケ月までの牛の飼料には、発育成長に大きく影響する下痢などの治療や予防の目的で、指定された薬剤の添加は許可されていますが、乳は成牛から搾るので、抗生物質が生乳に残ることはありません。
 成牛に抗生物質を使用できるのは、乳房炎や肺炎、外傷の治療に限られ、乳等省令で「乳に影響のある薬剤を服用させ、または注射した後、その薬剤が乳に残留している期間内のものは、搾取してはならない」と規制されており、乳業会社は、受け入れる原料乳を毎回、厳密に検査しています。