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バナナの知識
一年を通じてどこのスーパーにもあって、お値段も手頃なバナナ。それもそのはず、バナナは、ブドウ、柑橘類に次いで、世界でもっとも多く食べられている人気の高い果物なんです。原産はマレー半島で、熱帯地方でしか栽培できませんが、その歴史はたいへんに古く、100万年も前から地球上に生育していたと考えられています。
日本に輸入されるのは、ほとんどが「キャベンディッシュ」という種類です。その他にも「セニョリータ(モンキーバナナ)」という小ぶりのものや、「モラード」という皮が赤い種類のバナナを見かけることがあります。これらは生のまま食べられるバナナですが、加熱調理して食べるものもあります。料理用バナナは甘みが少なく、サツマイモに近いもので、蒸したり、焼いたりして主食とするほか、スープやシチュー、お酒の材料になったりします。世界で300種類もあるというバナナのうち、およそ半数は料理用なんだそうです。
さて、ふつうのバナナですが、黒い斑点ができたものを捨てたりはしてないですよね? この黒い斑点は「シュガースポット」と呼ばれ、ほどよい熟成を示す証です。熟したバナナの糖分は、より体内に吸収しやすくなっているのです。青いバナナは室温で熟成させていただきましょう。低温には弱いので、冷蔵庫には入れないでくださいね。


バナナの栄養
朝ごはんにバナナを1本という方も多いのではないでしょうか? バナナと言えば「即効性」のイメージがありますが、その根拠は、バナナに含まれる糖質にあります。バナナの糖質は、ブドウ糖、果糖、ショ糖、でんぷんと多種多様。このうち、ブドウ糖や果糖は吸収が早く、すぐに体内でエネルギーになります。一方、ショ糖やでんぷんはエネルギーになるのに少し時間がかかります。それぞれの糖分がエネルギーになるのに時間差があるため、バナナには「即効性」のほか「持続性」もあるというわけです。ミハエル・シューマッハ(F1)、マリア・シャラポワ(テニス)、タイガー・ウッズ(ゴルフ)といった一流の選手たちが、大事な一戦の前にバナナを食べるというのもうなずける話ですね。
バナナの栄養はそれだけにはとどまりません。ビタミンB群、カリウム、マグネシウム、ポリフェノール、食物繊維などが、みかんやリンゴなどよりかなり多いのも特長のひとつ。その他にも、ビタミンA、C、E、鉄、亜鉛、リンなど、様々な栄養素を含みます。
バナナの1本分のカロリーはおよそ80kcalで、ごはん1杯の半分以下。低カロリーの割に腹持ちもいいので、ダイエットにも期待がもてるかもしれませんね。


バナナと牛乳の相性
栄養価の高いバナナですが、タンパク質やカルシウムはちょっと少なめ。そこでおすすめしたいのが、牛乳やヨーグルトなどの乳製品と同時に摂ること。これで栄養バランスもぐんとアップします。特に、牛乳に豊富なカルシウムは、脳細胞を安定させ、情報伝達をスムーズにする働きがあるので、バナナがもつ脳のパワーアップ効果を一層高めてくれるのです。
慌ただしい朝には、バナナ・ミルクをぜひどうぞ。ごくっと一杯飲むだけで、元気な一日が送れることウケアイ。作り方はいたって簡単。バナナと牛乳をミキサーにかけるだけ。ミキサーがなければ、バナナをフォークでつぶして混ぜればOK。砂糖やハチミツを少し加えると飲みやすくなります。お好みによって、コアントローやブランデーなどの洋酒を加えると大人の風味(お休み前が効果的)。また、今回ご紹介しているレシピのように、ニンジンやプルーンを加えると、よりヘルシーに。いろいろなバリエーションを試して、お好みのスタイルを発見してみてくださいね!


バナナのレシピ
 
バナナキャロットミルク
やさしい甘み、さわやかな酸味のヘルシードリンク。
 
 
バナナプルーンジュース
女性におすすめ! ビタミンと食物繊維を牛乳にプラス。